
こんにちは、”あんどっち”です。
これからアフィリエイターとして活動していくうえで、最初に誰もが悩む事に「名前をどうするか」という問題があります。
名前出しというのは、勤めている会社がそもそも副業を禁止している場合や、恥ずかしいから周りに知られたくない等の事情もあったりして、これから始める人にとっては深刻な問題なんですよね。
そこで今日は本名を公開していく場合と、ハンドルネーム(ビジネスネーム)の場合、それぞれのメリット・デメリットを踏まえて解説していきます。
本名で活動していく
まずは、本名を公開してビジネスをしていく場合のメリット・デメリットについて話しますね。
本名を出すメリット
1.誠実にビジネスをしている人なんだと信頼されやすい。
本名を公開するという事はあなたの素性を晒していく訳ですから、お客さん(読者)には自信や誠意の表れとして捉えてもらえるので、自然と信頼されやすくなりますよね。
お客さん(読者)に、「この人は誠実にビジネスをしている人なんだ」、「名前を出してるんだから嘘は言わないだろうな」と感じてもらえます。
2.今後、仕事の幅が広がった時に困らない
ネットビジネスで結果を出して今後法人や企業からの依頼があった場合でも、先方から信頼されやすいのもメリットです。
ビジネスに対する真剣さも伝わりやすいですし、相手からすればキチンとやってくれるだろうという安心感がありますね。
本名を出すデメリット
1.周囲や会社にバレる可能性がある
本当にごく稀にですが、本名で検索されて会社にバレる場合があります。
最近はインターネットの普及により、「バカッター事件」の様に企業の信頼を貶める社員がいるので、一部の企業では就活生の名前をネット検索にかけて、ブログやSNSなどの動向を素性調査として行っている会社も出てきている様ですので、社員管理という部分は今後どんどん厳しくなっていくと思っておいた方がいいでしょう。
また、最近では「巷のSNS通」みたいな人種もでてきているので注意が必要です。
あなたの周りにもいませんか?人のSNS投稿にやたらと詳しかったり、人の投稿に対してああでもないこうでもないと何かと口出ししたりという、いわゆる「SNS依存症」みたいな人。
こういう人達の検索能力って意外と侮れなくて、知り合いのママさんグループでは、Twitterの裏アカを見つけられてしまい周囲に晒されて村八分状態になった人もいます。
2.粘着アンチに洗いざらい晒されるリスクも
これは、最近のネットリテラシーの低さも関係してますが、インターネットの世界は基本的に匿名性の高い世界ですから、「何を言ってもいい」「何をしてもいい」みたいに勘違いをしている連中が大勢います。
例えば、数年前までテレビで流行っていた「大家族シリーズ」。あれなんか正に本名で活動していく場合のリスクがよく分かりますよね。
顔出し・名前出しでテレビにでているが為に、すぐにネットにあることない事書かれてしまう時代です。
特にネットの世界にいる「特定厨」の、と個人を特定する能力は異常なほどで、ユーチューバーやニコニコ動画、ツイキャス等の配信者がアンチの特定厨により、配信時に映った部屋のドア1枚でマンションから住所まで特定された事も実際にあります。
逆に、配信者に対してイタズラ電話した相手の住所から学校、自宅の電話番号まで晒されて、学校と自宅に無言電話が引っ切り無しにかかってくるようになってしまった事もありました。
他にも、以前YouTubeで顔と名前を出して活動していた方が、会社を特定されて会社に通報されて首になったという人もいましたからね。
その人の動画には、小さな子供達も映っていたので、一部の悪意あるユーザーによって何の罪も無い家族の生活がある日突然奪われてしまったという事です。
こういう事が、僕らアフィリエイターにも起こらないとは言い切れませんから、ある意味どこかでプライベートと線引きをして、自衛手段を取る事も必要だと思います。
ハンドルネームで活動していく
では、次はハンドルネーム(ビジネスネーム)で活動していく場合のメリット・デメリットについて話していきますね。
基本的には本名で活動する場合の逆と考えてもらえばOKです。
ハンドルネーム(ビジネスネーム)のメリット
1.副業が会社や周囲にバレにくい
本名を伏せていく事で、アフィリエイト活動が周りにバレる事はほぼ無いですし、アフィリエイトをしている人の大半はハンドルネームあるいはビジネスネームで活動されています。
特に、会社や周囲にバレない安心感というのは、ビジネスをやっていくうえで精神的な不安材料がひとつ減ると思えば、最大のメリットではないでしょうか。
ハンドルネームで活動しているのに会社にバレるとしたら、その時はすでに会社を辞めても生活できるほど稼いでいるはずです。
2.オン・オフで切り替えられる
ハンドルネーム、つまりビジネス用の名前で活動するという事は、プライベートの自分とビジネスをする時の自分をメリハリをつけてオン・オフで切り替えられる様になります。
特にアフィリエイトは24時間365日いつ何処で働いても自由な訳ですから、どこかでメリハリをつけないとダラダラしてしまいますからね。
その為の1つの手段として、切り替えるスイッチを持っておくのは良いと思います。
3.難しい名前・読みにくい名前の場合、読みやすくする事が出来る
今までにあなたも経験ありませんか?「この人の名前どう読むんだろう」と。
特に日本の漢字には音読みと訓読みがあるので、どちらでも読めてしまう場合があります。
大谷と書いて「オオタニ」「オオヤ」とか、生田と書いて「イクタ」「ショウダ」とか、山崎でも「ヤマサキ」と「ヤマザキ」の場合がありますよね。
僕は、名前が当て字でちょっと変わった感じを使っている為に、生まれてこのかた、1度も正しく読まれた事も無いですし、常用漢字でも無いので書類の名前や手紙の名前で漢字を間違われる事が多々あります。
学生の頃は先生に漢字を間違われたり、中学校の卒業証書でも漢字が間違っていました(笑)
普段はいちいち説明するのも面倒なので、重要書類などでなければ平仮名でいいよと言ってます。すみません余談でしたね。
ハンドルネーム(ビジネスネーム)のデメリット
1.ネーム次第では読みづらい(分かりづらい)
これは、名前のつけ方の話になるんですが、ハンドルネームでも場合によっては読みにくい場合があるんですね。
まず、ローマ字や数字の羅列はパッと見で読みにくいですし、名前によっては男性か女性か判別が付かない事もあるので、名前を考える際にはその辺りも考慮したほうが良いでしょう。
できれば平仮名かカタカナを使って、誰にでも読みやすくするのが無難だと思いますよ。
2.あとで後悔する可能性も
ハンドルネームで活動していくと、後々本名に戻しにくいという場合があります。
周りに広く浸透してしまうと、名前って変えづらいんですよね。
もうこれは、法人相手の案件が来たら、その時に考えればいいでしょう。
名刺であれば、本名の横などに(ハンドルネーム)でも問題ないですし。
また、いくつもサイト運営してる方なんかは、それぞれのサイトで違う名前で活動していたりもするので、あまり深く気にする必要も無いかと。
ユーチューバーなんかは、ビジネスネームでバリバリ企業とタイアップしてますからね、今後はそういう事に抵抗の無い企業も増えていくでしょう。
ハンドルネームのつけ方
難しい漢字やアルファベットの羅列は避けて、相手に伝わりやすい名前がいいですね。
あとは、外で誰かに呼ばれても恥ずかしくない名前にしましょう。
ハンドルネームの考え方は、
- 本名の並びを変えてみる
- 誕生日からとってみる(5月生まれなら「メイ」とか)
- 好きなゲーム・アニメのキャラ等からモジってみる
- 目に入ったもの、家にあるものからモジってみる(食べ物や調味料の名前にしている人もいる)
こんなところですかね、極端に呼びにくい名前や、下品な名前でなければ大丈夫です。
僕が今までで面白いと思ったのは、会社名なんですが創業者の名前をモジったもので、
VeilSide(ヴェイルサイド)→横幕さん
BridgeStone(ブリヂストン)→石橋さん
この2つが秀逸で好きですね。これもまた余談ですが。
こういう風に、自分の名前を並び替えて上手く別の単語ができたら、それをハンドルネームにするのも良いと思いますよ。
実際に企業の社長などでビジネスネームを使っている人もいます(画数や姓名判断の都合上などで)し、芸能人や作家等の職業ではビジネスネームの方が多いですよね。
まとめ
という事で今回は、あなたがこれからアフィリエイターとして活動していくうえで、どんな名前で活動していけばいいのか。
本名でいくべきか、ハンドルネーム(ビジネスネーム)にするべきか、それぞれのメリット・デメリットをお伝えしました。
本名の場合のメリットは、ビジネスに誠実に取り組んでいる印象があり信頼されやすくなる事、今後企業などから仕事の依頼があった場合でも真剣にやっている人なんだと信頼されやすい事。
本名のデメリットは、周囲や会社にバレる可能性がある事、いわゆる「アンチ」に特定されて洗いざらい晒されてしまうリスクが無いと言い切れない事、です。
ハンドルネーム(ビジネスネーム)のメリットは、会社や周囲にバレにくい事、仕事とプライベートをオン・オフで切り替えやすい事、本名に難しい漢字が使われていたり読みにくい名前の場合は読みやすい名前に変えられる事。
ハンドルネーム(ビジネスネーム)のデメリットは、ローマ字や数字を多用すると読みにくくなってしまう事、後で本名に戻しずらくなってしまう事、でした。
ビジネスにおいて、「公表する名前」というのは意外と重要な役割を持っていたりするので、実際に企業の社長さんもビジネスネームで活動している場合もあります。
本名とハンドルネームのそれぞれの特徴をよく考えたうえで、あなたの素性を晒すか隠すかよく考えてみてくださいね。
極論を言えば、「どちらでも良い、好きな方で」と言いたいんですが、僕個人の意見としては今現在のネットリテラシーの低さを考慮すると、「ハンドルネームのほうがいいのでは?」と思います。
それでは、今日もお疲れ様でした。