「メルマガってもう古くない?」
「今時、メルマガなんて読まれるの?」
「今はLINEで配信した方が稼げるんでしょ?」
これ、実際によく聞かれることなんですが、
単純に「どっちが稼ぎやすいのか?」と考えてしまう人は黄色信号です。
メルマガとLINE、それぞれの特徴を理解した上で
キチンと運用していかないと、稼ぐどころか逆に積み上げてきたもの全て失うことにもなります。
情報発信はメルマガでやるべきか?LINEでやるべきか?
結論から言えば、僕は情報発信はメルマガとLINEの両方で行っています。
メルマガしかやっていない。という訳ではなく、
LINE(LINE公式アカウント)も使っていますし、
今は手が回らないため閉鎖しましたが、LINEの機能であるオープンチャットも利用していました。
その上で、なぜ両方使っているのか?
LINEだけをメインで利用しないのか?について解説していきますね。
LINEでの情報発信は規約違反
まず大前提としてLINEをネットビジネスに利用することは
情報発信自体が規約違反と言うわけではありませんが、
いわゆるネットビジネス系でマネタイズするために行う
情報商材のセールスや、セミナーへの誘導などは規約違反になります。
LINE公式アカウントのガイドラインにしっかりと記載されていますよ。
↓↓
読んでいない方は、「利用規約」と「ガイドライン」には必ず目を通しておきましょう。
アカウント削除(垢BAN)のリスクが高い
LINEを使って情報発信をしていると、アカウント削除の(いわゆる垢BAN)
リスクとは常に隣り合わせで、いつアカウントが消えてもおかしくない状態です。
実際に、LINE配信を何年も続けていて
大量の広告費をかけ数万人の読者数を集めていたにも関わらず
ある日突然、垢BANされ全てを失った人を何人も知っています。
この記事を書いている、つい数週間前にも
一斉にチェックが入ったのか、大勢の人が垢BANされて
あちこちから悲鳴が上がっていました。
割と毎年、春になると一斉にBANされるので
「春のBAN祭り」なんて笑い話になっていますが、
BANされた人達は笑い事ではなく、血の気が引く思いでしょうね。^^;
アカウントが消えると顧客リストも失う
LINEの場合、メールアドレスのような顧客の個人情報を入手する手段が無いので
アカウント削除はすなわち全て失ってゼロに戻されるのと同じです。
LINEのお友達登録者数が1万人いても、アカウントが消えれば全て消えますし
元の読者さんに連絡する術がありません。
情報発信の場合だと、
登録者を集めるための無料オファーで広告費をかけて集めたりもするので、
仮に1件1,500円でアフィリエイターに依頼して、2,000人集めていたとしたら
300万円の損失が出ることになります。
これがメルマガであれば、
ルールさえ守っていれば基本的に垢BANリスクはほとんどないですし、
仮にメルマガスタンドからアカウントを停止または削除されたとしても
メールアドレスは自分が管理しているので他のメルマガスタンドへ乗り換えれば
またすぐにメルマガ配信を再開することができます。
そういったリスクヘッジの部分も考慮すれば
メルマガの方が安心して情報発信ができますよね。
ブログ経由で無料レポートを紹介したらBANされた
でも、LINEで直接リンクを送らなければ問題ないんでしょ?
セールスじゃなくて、無料で渡すだけなら大丈夫でしょ?
と、思うかもしれませんが、
残念ながら、最近では
無料レポートのURLをブログ記事に貼って
ブログ記事のURLをLINEで送ると言う手法でも
垢BANされた人が続出しています。
つまり、「LINE側も人の目でURLの先までチェックすることがある」ということです。
ここまでされてしまうと、購入特典や登録特典の配布ですら
垢BANリスクが付きまとうことになるので
情報発信なんてまともにできませんよね。
配信するのに意外とお金がかかる
LINEは、無料で利用できるツールというイメージが強いと思いますが、
LINE公式アカウントでは無料で利用できる範囲がかなり狭いので、
読者数が増えたり、オファーなどで配信数が増える時期には
かなり費用負担が大きくなります。
LINEでは配信数によって料金が変わる仕組みで、費用は以下の通りです。
↓↓
無料だと月に1,000通しか送れないため、
読者数が100人いたら、全員に10通ずつ送ったら終わりです。
月額5,000円のライトプランでも、15,000通までですので
読者数1,000人いれば15通で終わり。
メルマガスタンドで人気のMyASP(マイスピー)が
月額6,600円で無制限に利用できると考えると、
かなり高い費用がかかることが分かると思います。
1通あたり500文字までしか送れない
配信にかかる費用が膨らんでしまう
もうひとつの理由として
LINEの場合、配信1通あたりの文字数が500文字までしか入力できません。
メルマガのように数千文字の文章が書けないため
読者さんに対して1通だけで情報を伝えきることが難しいです。
実際、これらの問題から
LINEを使って情報発信している人は
オファー案件の際に配信数が足りなくなり、
前半は成約が取れていても、後半で失速する人が多くいます。
1番売れやすくなる最終日に配信できないのは大きな機会損失ですね。
LINEはプライベート、メールはビジネス
LINEは確かに普及もしているし、
今時はメールよりLINEを使うという人も少なくないでしょう。
しかし、だからこそLINEはプライベートでの利用がメインであり
そこにビジネスを持ち込むのは難しい面もあると思います。
基本的に会社でもビジネスのやり取りはメールで行うことが多いですよね。
なのでメールを開くときはビジネスモードで開く人もいると思いますし、
逆に、プライベートで友人と楽しくLINEのやり取りをしている時に
「ビジネスをやりましょう!」「稼ぎましょう!」
なんて送ってこられても、正直ウザいだけじゃないですか?
だから、LINEはブロックや通報をされやすく
垢BANしやすいという側面があるのかもしれません。
なにか統計やアンケートを取っているわけではなく、単に僕の感覚の上での話ですが...
僕はそう感じています。
基本的に、LINEが垢BANされる理由は
ブロックされた数や、通報された数が大きく影響するので
それがトリガーになっている可能性も、少なからずあるんじゃないですかね?
まとめ
と言うことで、
この記事では、情報発信はメルマガでやった方が良いのか?LINEでやった方が良いのか?
について解説しました。
LINE公式アカウントでは、ネットビジネス系・稼ぐ系での利用は規約違反となります。
そのため、アカウント削除(垢BAN)リスクとは常に隣り合わせであり、
アカウントが消えれば登録者も一緒に消え、メールアドレスのような個人情報を自分で管理できないため
アカウント削除後はまた、ゼロから読者の集め直しになります。
LINEでは配信数に応じた料金設定がされ、
さらに1通あたりの文字数が500文字しか送れないため
読者数が増えれば増えるほど費用が嵩んでしまいます。
このような理由から、ネットビジネス系や稼ぐ系の情報発信では
LINEよりもメルマガの方が安心して運用することができるのです。
最近は「Lステップ」というLINEのステップ配信ツールが流行っていて
多くの情報発信者がLステップや関連サービスを売りたいという意図もあり
やたらとLINEを勧める人も多いですが、
どの媒体で配信するかで、売れるか売れないかが決まるわけではありません。
どちらの方がリスクヘッジができて、どちらの方が資産性が高いのか、
よく比較した上で、ご自身がどちらを主軸にするか決めてください。